死神の判断

 死ぬ事を決められた人間が
本当に死ぬべきなのかを
判断するために 死神は
その人間を7日間観察する。

そして・・・

”可”・・と判断されれば
次の日に その人間は
死ぬことになる・・。

”見送り”と判断されれば
また一定期間生きることになる。

今回の死神”千葉”の判断する人間は
ある男によって娘を殺された
作家の男”山野辺”・・。

山野辺の娘を殺した男は
逮捕されながらも・・・
巧みに振る舞い無罪を
勝ち取って釈放されたのだ・・。


山野辺と妻は・・・

釈放された犯人に自分たちの手で
復讐しようとしていた・・。

死神の千葉が 山野辺の審査の為に
山野辺夫妻と共に過ごした7日間
犯人を殺すことだけに
執念を燃やしていた夫婦は
千葉の人間ではない間隔の
ズレの為に タイミングを逃してしまう。

でも・・・

私はそれで良かったように思う
罪は罪を呼び・・結局
憎しみしか残さないから・・。
死神であって・・命は奪っても
千葉は 一組の夫婦の心を救ったのではないかと
思いました。
評価:
伊坂 幸太郎
文藝春秋
¥ 1,782
(2013-07-30)


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  • 2017.09.25 Monday
  • -
  • 16:12
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コメント
緩急が効いていて、飽きずに楽しく一気に読めました。
今回も、千葉の生真面目さと人々とのピントのずれたやりとりが面白かったです。
トラックバックさせていただきました。
トラックバックお待ちしていますね。
藍色さん、コメント、トラックバックありがとうございます。この作品は面白かったのですが、その後は伊坂さんの本になかなかなじめませんでした・・。難しい作品の作家さんだと私は、思っています。
  • ゆうゆう
  • 2016/03/11 4:41 PM
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『死神の精度』で活躍した「千葉」が8年ぶりに帰ってきました! クールでちょっととぼけた死神を、今度は書き下ろし長編でお楽しみください。 死亡予定の人間と接触し1週間でその可否を判定する死神・千葉が登場する物語の第二弾。 前作は連作短編で、さまざまな人物
  • 粋な提案
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