目的は・・・

少年院での取り調べの過程で・・
ひろしの、現在麻薬中毒で
服役中の母親の証言により
”町田博史”という戸籍を得ることが出来た。

だが・・・

室井は、なぜか博史に執着し
少年院から博史を脱走させるために
少年院に入りために殺人を犯させ
唯一博史の弱点になるであろうミノルと同じように
知的障害を装わせた雨宮を送り込む。

雨宮は、博史に近づき油断させ
病気で危篤の母親にどうしても会いたいと
自分とともに脱走させるように仕向ける。

博史の計画により脱走したが
あるハプニングにより失敗して連れ戻される
計画が失敗し、雨宮は室井の制裁を恐れて愕然とする。

どうしてここまで、室井が
博史に執着するのかわかりませんでした
少年院にいるわずかな間に、高校卒業認定の試験にも
合格し出所した博史は、法務技官の知り合いに
身元引受人になってもらい、そこの工場で働くことになるのですが
ある切っ掛けで大学にも通う様になり
人を信じていない割には、穏やかな生活を
送っていたので、室井の追手とどう交差していくのか
最後までわかりませんでした。
最後は、穏やかな結末でほっとしています。

人から必要とされることは
こんなにも人を変えていくのでしょうか・・。

博史のこれからの生活が
穏やかな物であるように祈りたいと思います
評価:
薬丸 岳
光文社
¥ 1,944
(2014-08-19)


運命を変えられるか・・・

殺人を犯して少年院に入った町田博史は
少年院に入るまで戸籍がなかった・・。
母親は、誰の子供かわからない博史を
妊娠出産したが、将来学校に入れるための
お金がもったいないと出生届を出さなかったのだ。

とっかいひっかえ引っ張り込む男は
博史に暴力をくわえ 博史はペットのように
扱われていた。
そして、ある日暴力を加える男を
刺して博史は15歳で家を飛び出した。

義務教育も受けていない博史だったが
異常に優れた記憶力を持っていて
一度目にした本から知識を記憶し
なんとか生きてきた。

そんな博史は、目を付けられ詐欺グループの
元締めからスカウトされた。
詐欺グループで重要な役目を任され
上位にいた博史だったが・・
ある日、詐欺グループを裏切る行為で
少年院に入ることになる・・。

だがそこにも、裏切りの血の報いは
博史を追いかけてきた。

ありえない設定だと思うけれど
ドキドキしながら一気に読んでしまいました。

まだ上巻なのでどういう結末かわかりませんが
とても楽しみです。


 

もしかして・・お知り合いですか?

TVドラマ化されてから読み始めた
シリーズなので・・・
椎名桔平さんのイメージのまま読んでしまいます

椎名桔平さんは 好きな役者さんの一人です
実際見たら きっとシャープでカッコいいんだと思うのです

今回の本は 娘を襲った通り魔が
逮捕されてからのその後・・・

まだ娘は 眠り続けていますが・・
犯人が捕まって安堵した感じなのだと思います

日々新たな事件も起こり
忙しい夏目刑事ですが・・・

担当の検事の苗字が 私と同じで
もちろんふりがなに濁点があって
ちょっと違いますが 漢字は同じで・・
私の苗字というのは もともと・・
私の住んでいる地区にしか存在していなく
全国にいるこの苗字の方は ルーツをたどれば
この地区出身だと聞いたことがあります

作者の薬丸さんのお知り合いに
どなたかいらっしゃるのでしょか・・?
確かに 関東の方が私の苗字を呼ぶとき
濁音が付く事があるので
そう読むのが正しいのかもしれませんが
私は 濁音のつかない方の苗字なのです

まぁ・・・どうでもよい事なのですけど

なんか こんな設定の苗字にびっくりしました。
評価:
薬丸 岳
講談社
¥ 1,674
(2014-04-16)


刑法三十九条

薬丸 岳さんの本は
人間の心理を深く考えさせられる
作品が多いなぁ〜と思います。

札幌のある雪の日・・・

公園で起きた連続通り魔殺人
公園に来ていた人々を
刃物をもった若い男が
次々に刺していったのだ

その時・・・

三上孝一はパソコンの前で
原稿を書いていた・・。
遠くから聞こえてくるサイレンの音が
だんだん大きくなり何か起きたのだろうかと
外に出ると 妻と娘が遊びに行ったはずの
公園で人が血まみれで倒れていたのだ。

呆然と妻と娘を探す三上がみたのは
首を刺されて血まみれになった娘と
背中を刺されて意識のない妻だった

娘を殺され妻は重傷を負わされた
三上に突き付けられたのは
犯人は・・・心身喪失の状態で
不起訴という考えられない事実だった

心に傷を持った者の心など
家族でも友人でもわかることなど
無いのだろうと思う。
犯人を殺しても 決して
癒されることのない傷・・。
何のための法律なのかと
こういう事件を耳にするたびに
虚しくなってしまう。
評価:
薬丸 岳
講談社
---
(2008-05-23)


悲しい・・

大学のボランテアサークルの仲間と
久しぶりに再会した澄乃(すみの)

その中に・・・

幼なじみで大学の時に再会して
付き合っていた事のある信一もいた

澄乃は大学を卒業後実家に戻って
結婚したが 今は離婚して
また、東京で働いていた
信一は 証券会社に就職したが
7年前にデイトレーダーに転職して成功していた

久しぶりに会った2人だったが・・・

信一は サークル仲間である医師の高木から
癌の告知を受け余命宣告される

そんな時・・・

若い女性の絞殺死体が発見される
刑事の蒼井 凌は 捜査に向かうが
捜査は進展しないまま 第2の絞殺死体が発見される。

そんな中・・・

刑事の蒼井も 胃がんが再発し余命わずかと告知される
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
幼い時の母親からの性的虐待と
父親からの暴力に耐え続け
それがトラウマとなって
女性の首を絞めて殺したくなる衝動に
かられる犯人・・。
かろうじて思い留まっていたものが
死の宣告と共に 解き放たれてしまう。
大事な人としあわせに暮らしたいと心で思っていても
身体が本能が 殺したくてたまらない衝動を
抑えきれなくなり気がつけば殺人を犯してしまう。
すべて 虐待が切っ掛けなのだと思う
親って こんなにも子供の一生に
影響を及ぼすものなのかと 本当に怖くなる
負の連鎖は 重なり合って行ってしまうのか?

みんな しあわせに生きてほしいと願ってしまう
評価:
薬丸 岳
文藝春秋
¥ 1,782
(2012-04)


少年法

 第51回江戸川乱歩賞受賞作

天使のナイフ

主人公の桧山貴志は
4歳の娘の愛美と2人暮らし・・。

桧山の妻は・・・
生まれたばかりの娘をかばうようにして
自宅で殺されたのだ。

そして・・・

逮捕されたのは・・
13歳の中学生3人だった
小遣い欲しさの犯行だという。

少年保護法に守られ
人を殺したにもかかわらず
被害者には何の情報も与えられず
犯人の事を知ることも出来ない。

家族を殺されたのに
罰も与えられない悔しさ

しかし・・・

その殺人事件には 意外な真実が・・・

たとえ少年だとしても
殺人を犯せば やはり償いと罰が
与えられるべきなのだと思います

被害者なのに、未成年というだけで
さらに辛い思いをしなければならない
法律は おかしいと思いました。

私は やはり許せないと思いました

椎名桔平さん・・ぴったり

 TVドラマにもなっている

”刑事のまなざし”

主演の椎名桔平さん・・ぴったりだなぁと
原作を読んで思いました。

法務技官だった夏目が
娘の通り魔事件をきっかけに
刑事になり、ある時偶然に
犯人と出会ってしまう。


刑事に似合わないと言われた
男が 娘を襲った犯人と出会う事で
本物の刑事に成長したのだろうか・・。

辛い事件だと思った。 
評価:
薬丸 岳
講談社
¥ 1,680
(2011-07-01)


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