夫になる・・父親になる・・

大和俊介は、幼い頃父親が母親に対して振う暴力を
息を止めながらやり過ごしていた。
そしてやっと身体も大きくなり
もしかしたら立ち向かえるかもと
母親をかばうつもりで父親に立ち向かっていった。
敵わないながらも、これで母親を守れるかもと
思っていた矢先・・母親が

「いいかげんにしてちょうだい・・
逆らわなかったらもっと早く済むのに・・
すぐ怒鳴る所なんてお父さんと一緒・・
こんな乱暴な子になるなんて思わなかった。」

と俊介を責める言葉を発したのを聞いて
耳を疑った・・。
自分は母親を守るためにやっているのに
母親は、父親が大事でまるで俊介が悪いように
言い放ったのだ。
いくら言っても父親のそばを離れないでいる
母親に愛想が尽き俊介は 両親の元を離れた。

そんな傷ついた俊介を優しくいたわってくれたのが
母親の幼馴染である西山英代夫妻だった。
夫妻は子供服メーカーを営んでいたが
俊介は、アルバイトで働いているうちに
正式に採用され働き始めていた。

だが、取引先の倒産に巻き込まれる形で
年内にはここも倒産することになっていた。

子供服メーカーではあったが
同時に事務所で学童保育もやっていたが
倒産により子供たちも他に移り
残すのは田所航平という人見知りする
子供一人となっていた。
航平の両親は別居していたが
航平はなんとかして関係が修復できないものかと
幼いながらも悩んでいた。

ひょんなことから航平の気持ちを知った俊介は
航平の父親に会いに行く手助けをすることになるが
それが、思わぬ事件にあう切っ掛けとなってしまう。

本当に、親になるのも 夫婦であるのも
難しいものなんだと考えてしまいました。

世の中なんでうまくいかないことが多いのでしょうか?



 
評価:
有川 浩
幻冬舎
¥ 1,512
(2014-10-22)


責任・・

天城市にある養護施設「あしたの家」には
親に虐待され保護されたり
親の育児放棄により保護された
90人の子供が住んでいて
児童指導職員が24時間常駐して
面倒を見ている。

「あしたの家」に三田村 慎平は
希望に満ち溢れて着任した。
”.親に捨てられてかわいそうな子供たち”という
観念を持ってやって来た慎平だったが
それがことごとく間違いであったと
打ち砕かれることになる。

やって来た当初は
子供たちとの接し方や同僚との
つきあいなど戸惑うことの多かった
慎平であったが、
なんどか打ちのめされるうち
だんだんと慎平らしさを
出せるように打ち解けられるようになる。

養護施設に入れて幸せだったという子供たち
普通にご飯が食べれて、普通に眠れて
学校に行けて勉強できるという子供たち
想像を絶する環境だったのだろうと思う
親になった以上、せめて子供をきちんと
育て上げる責任があるはずなのだと
あらためて思う。
立派でなくとお金持ちにはなれなくとも
子供が成人するまで、ちゃんとしなくては・・
と改めて心に誓いたいと思いました。

 
評価:
有川 浩
幻冬舎
¥ 1,728
(2014-08-08)


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