母の愛・・・

8歳の時、両親の養子となった
紀代志の兄 雅人が・・
会社の同僚といった中国旅行で
中国とアフガニスタンの国境近くの
村から自転車に乗りそのまま
失踪してしまった。

理由は・・・

心当たりのない紀代志は
困惑するばかりだった・・。

理由について考え調べはじめた
紀代志は、自分も両親も
兄について何も理解して
いなかったのではないかと
いう思いに至った。

・・・・・・・・・・

自分という者がいったい
何処からきて今に至るのか・・
幼い頃の記憶にある亡くなった母は
どうして死んでいったのか・・
きっと雅人の心は・・
自分という存在を
探し続けていたのではないかと思う。
育ててくれた養母と養父に
対しての恩もあり、
表だって探せない事もあり
ずっと心の中に抱え込んでいたのだろうと思う。

それが・・・

何かのきっかけで解き放たれ
自分探しの旅に出かけてしまったように思う。

自分と言う者の存在が
確率出来た時、雅人は
戻ってくるように思う。

 
評価:
宮本 輝
幻冬舎
---
(2002-12)


同じ失敗・・

流転の海 第七部

この本が最新です・・・。

67歳になった熊五・・。
息子の伸仁の身長は、 熊五を追い越してしまいました。

新たに始めた「中古車のハゴロモ」は
順調に売り上げを伸ばし業務拡大と
好調な滑り出しでしたが・・
今回も右腕として信用していた
経理担当に横領されて窮地に陥ってしまいます。

これで・・3回目です。

人がいいというか・・
商売上手ではあるけれど
経営には向いていないというか
大雑把というか・・

これまでは若さでなんとか
切り抜けてきた熊五でしたが
今回はどうなるのでしょうか・・

長かったこの物語も
第九部で完結するようです。
作者の宮本 輝さんは
もう第八部を書き始めていると
あとがきに書いていらっしゃいます。

今年あたり発売になるのでしょうか・・・・

どういう結末になるのか楽しみです。

時代も動いてきた・・

流転の海 第六部

皇太子のご成婚と東京オリンピック開催決定に
沸く昭和34年・・。

熊吾も60歳、息子の伸仁も中学生になりました。

管理を任される駐車場の経営も軌道にのり
平穏な日々が続く中・・・
親しかった人々との別れがあり
また北朝鮮へ帰還する人々がいたり
慌ただしく時代が流れて行きました。

熊吾も60歳になり、これからの
人生をじっくりと考える時期に差し掛かりました。

まだまだ続くこの物語・・
この一家のたどり着くところは
いったい何処なのだろうと思います。

第七部が楽しみです。




 

継続・・・

人より秀でるためには場数を踏め
動け・・口を動かすのは
体を動かしてからにしろ。
数をこなせ・・そうすれば
自然に体で覚えていく。
体で覚えたものは
何にでも応用がきく。

現場で場数を踏まなければ
一人前になれないのだ・・。

と書かれている文章に
なるほどと思った。

佐伯老人との出会いは
仁志の人生を根本から変えるものだった
仁志は、やっと人生のスタートラインに
立つことが出来たのだと思う。

やはり出会いって大切なのだなぁ〜と思う

仁志はきっと大丈夫・・一歩一歩
これからの人生をちゃんと歩いていく気がしました。

出会い・・

何をやっても中途半端に生きてきた坪井 仁志は、
隣に住んでるという事だけで80万円を貸してくれた
金融業の認可を受けていないもぐりの金貸しである
佐伯老人に 車を出してくれと連絡を受けた。

新規に事業資金として佐伯老人から80万
後は120万円を自分名義他社から借りたのだ。

しかし3カ月で事業は暗礁に乗り上げ
借金だけが残った。
折り合いの悪かった父親に頭を下げて
120万円を借りたが、その時勘当を
言い渡された。
佐伯老人の80万は車を売って返そうと思ったが
車は思うように売れず、
佐伯老人へ事情を話しに行ったとき
車は売らず自分が車を出してほしい時
運転所として働いてくれないかと言われた。
その時の日当は 借金へと回してくれるという。

仁志はすぐに承諾した・・。

・・・で、その取決め通り呼び出されたのだ。
そして、この佐伯老人との出会いが仁志の人生を
変えていく事になる・・。

出会いが人生を変えるという事はあるけれど
そんな人に出会えることこそ 奇跡なのだと思う。

私も影響を受けた人が多いけれど
やっぱり出会えたことが 幸せなのだと思います。

 

横山 剣さん的・・

流転の海 第5部・・・。

松坂熊吾の前向きな姿勢には
いつも驚かされる。
きっとモテるタイプの人なのだと思う。
一緒に暮らすのは大変なのかもしれないけれど
房江さんだからこそ、うまくやっていけてるのだと思う。

息子の伸仁も11歳・・。

息子が20歳になるまで
なんとしても生きなければならないと
心に誓う熊吾。
この二人の子供だからこそ
伸仁はおもしろい子供に育っているのだろう・・。

どういう大人に育っていくのか楽しみです。

まだまだ続くこのシリーズ・・
どう完結していくのでしょうか・・。

早く続きだ読みたいです。

それから、TVを見ていて思ったのですが
熊吾は もしかしたらクレイジーケンバンドの
横山 剣さんのような風貌なのではないのかなぁ〜と
思いました。
きっと似てると思います。

 

人生山あり・・谷あり

どんな逆境からも復活してきた熊吾も
次から次へと襲ってくるいろいろなトラブルに
振り回される事になります。

家族とはなにか・・・

こんな時にも・・
家族のことを思いながらも
男は、愛人に安らぎを覚えるのでしょうか・・

熊吾も もう還暦を迎えようとしています

この窮地にどう立ち向かっていくのでしょうか・・
運はまた 味方になってくれるのでしょうか・・

生まれた意味・・・

流転の海 第3部・・。

故郷の南宇和から 大阪の中之島に移り住んでからの
3年間の出来事が描かれています。

新たな事業を手掛け忙しく熊吾や
相変わらずやせっぽちの泣き虫の伸仁が
意外にすばしっこく近所や小学校に溶け込んでいる
感じが淡々と描かれています。

日々起こるいろんな問題に
呆れながらも前向きに立ち向かう熊吾。

初版から第3部まで14年の月日が流れたと
作者の宮本 輝さんはあとがきに書いています

まだまだ続く熊吾家族の物語・・。

ある方は 宮本先生が亡くなるまで
完結しないのかも・・と言っていました。

ほんとうに長い物語です

今後が 楽しみです。

何がいいのか・・・

流転の海の第2部です

大阪から故郷の宇和島に移り住んだ
熊吾たち家族・・。
ひとり息子の伸仁は4歳になり
熊吾も54歳になっていた。

妻と息子の健康のために移り住んだ故郷での
出来事が中心に、そしてまた大阪へと
戻ろうと決意するまでが描かれています

自分はこのままここで何のために暮らすのか・・・
家族の健康が何よりなのではないのか・・・・
自問自答を繰り返しながら生きる熊吾。

第1部から第2部の完成まで
8年の歳月が流れたと作者の宮本 輝さんは
あとがきに書いています。
当初は第5部までの予定だったようですが
2015年現在 第7部まであるように思います
長い長い熊吾のこれからの生きざまを
早く読んでみたいと思います

男の世界・・

松坂熊吾(まつざか くまご)は
日中戦争前、大阪の御堂筋に建つ
松坂ビルで、乗用車やトラックの車輛とか
ベアリングやフライホイルといった自動車部品を
中国に輸出する仕事をしていた。
事務所兼倉庫だった松坂ビルは
活気を呈していたが戦争が始まると
いやおうなく閉鎖せざる得なくなり
家族と共に故郷の宇和島に疎開したのだ。

そして熊吾も召集された戦争が終わると

また大阪にて事業を再開しようとしていた
かつて松坂ビルが建っていた場所には
戦後の混乱の中 無断で闇市のバラック小屋が
立ち並んでいた。

第一話は、戦後にまた事業を再開しようとした熊吾と
妻の生い立ち、50歳にして初めて授かった息子への思いや
突然の妻の病により、今の自分が何をすべきかを
感じとって伊予へ移ることを決めた熊吾までが
描かれています。

まだまだ続く本なのでどう展開していくのか
楽しみです。

宮本輝さんという作家さんは
マッキーがヴェラスタで、”彗星物語”という本を
紹介してくれなければ
読むことのない作家さんでした。

ありがとうございます。


 

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