親になる・・・

親子の関係について
もう一度考えさせられる作品でした。

親なんだから・・と言われるけれど
親だって一生かかって親の資格を
勉強しているのだと思うのです。

子供よりは生きている時間が長いので
自分の生きてきた苦しみや失敗を
子供に味あわせたくなくて
あれこれ言葉にだして言ってしまったりするのだと思います。

子供からすれば・・うるさい

という事になるし・・難しいと思います。
子供も親も 精一杯生きているのです。

余裕がない分すれ違いも起きてくるのだと思います
良い親ではないけれど・・
最後に頼ってもらえる親でいたいと思います
評価:
辻村 深月
文藝春秋
¥ 1,620
(2015-06-15)


家族だからこそ・・

7つの家族の物語が収められています。

お互いにライバルだと思っているので
うまくいかない姉妹や
息子と父親、娘と母親の確執・・など
近くにいるからこそうまく行かない関係も
家族という甘えが出てしまってそうなってしまうのでしょうか・・

家族は、近くにいるからこそ
些細なことも、もっと会話して
家族にもっとお互いの気持ちを伝えるべきなのかもしれません。

わかりあえてるようで、案外お互いの気持ちにズレが生じて
うまくいかない事も出てくるのでしょう・・。

何処の家族もこんなことがあるんだなぁ〜と
思うと家族って本当に難しいと思います。


 
評価:
辻村 深月
講談社
¥ 1,620
(2014-10-21)


迷いの先に・・・

しあわせのこみち
チハラトーコの物語
樹氷の街

この3つの物語が収められています
どの物語も、こんなはずじゃなかったと
自分の考え方や生き方を周りに理解してもらえず
違和感を持ちつつ生きている主人公を描いています。

私も、そう感じながら生きている時があるので
もがきながらも主人公たちが、悩んだ先に
自分の目指すべき光待つ場所を見つけられたときは
すごくうれしく感じました。

悩んでも問題解決の糸口を見つけられずに
いることも、ちょっとしたきっかけで
進むべき道を見つけられるのかもしれません。


心が軽くなる本でした。
評価:
辻村 深月
講談社
¥ 1,620
(2010-06-24)


自分のいる場所・・・

瀬戸内に浮かぶ冴島(さえじま)に住む
朱里(あかり)新(あらた)
衣花(きぬか)源樹(げんき)は
ともに保育園から一緒だった同級生で
高校2年生です。

冴島は、過疎化が進んでいましたが
村長のIターン、Uターン受け入れの
積極的な取り組みもあって・・
徐々に人口が増えつつあった。

この物語は、冴島に住む4人の高校生と
その家族、Iターンで町にやってきた住民との
温かい日常の物語です。

隠し事は何ひとつ出来ないくらい
狭い島での生活で、いろんな衝突もありますが
島のために何が出来るかを考え、
仲間のために力をつくせる若い人たちがいる事は
凄いと思います。
自分がやりたいことは、どこにいるからではなく
自分がどうできるかという気持ちの持ちようなのだと
感じました。
評価:
辻村 深月
講談社
¥ 1,620
(2013-06-05)


感動はここから・・・

”ハケンアニメ”は・・覇権アニメと書きます。

つまり覇者の権利を得たアニメということなのでしょう・・
この物語は、アニメ制作現場が舞台です。
一つのアニメを作るのはやはり凄い大変なのだと
感じました・・。

制作現場での行き違いや意見の対立
予算や予定・・・
そのいくつもある困難を乗り越えて
みんなが感動するおもしろいアニメが
出来上がってくるのだと思いました。

アニメが好き・・

という一言だけでは片づけられない
忍耐と愛情が詰まっているのだと感じました。

とても面白い本でした。
評価:
辻村 深月
マガジンハウス
¥ 1,728
(2014-08-22)


自分は自分・・

高校を卒業して10年・・。
毎年開かれる同級会に
出席するメンバーは 決まっていた。

地元に残った者・・
東京に出た者・・

10年もたてば生きる環境も
いろいろな変化があり・・
30歳を前に これでいいのだろうかと
焦りや鬱々とした気持ちが湧いてくるもの

高校時代女王として君臨してきた響子と
同じ名前の今日子・・。

みんなが夢に届かない中・・

今日子は「キョウコ」という名で
女優としてスクリーンに登場した・・。

同級会というのは・・
ある意味自分の生活を誇示している人が
いたりするので あまり好きではない・・。
その日だけで生きているわけではないと思うから・・。

懐かしいとは思うけれど
駆け引きなる物が存在しているようで
どうも落ち着かない・・。

そんな30歳をマジかにした
心がすごくうまく描かれていると思った

人は人・・と割り切れて生きるのには
まだまだ年月が必要という事なのだろうか・・。
評価:
辻村 深月
文藝春秋
¥ 1,543
(2008-12)


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