お互いの・・・

安西こころ

 

雪科第五中学校 2年生

 

同じクラスの女の子で

活発で女子の中心にいるその子の

好きな男の子がたまたま・・

こころのことが好きだという嫉妬から

除け者にされ無視されるという

陰湿ないじめに遭い学校に行けなくなった・・。

 

誰にも言えず・・・

 

部屋に閉じこもるこころ・・

そんな時 部屋の鏡が突然光りだした・・。

 

恐る恐る手で触れてみると

そのまま中に吸い込まれた・・。

 

気が付いてみると・・

狼の顔のお面をつけて

まるでリカちゃん人形のような服を着た

女の子が目の前に立っていた・・。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

不登校の女の子が

鏡の世界に迷い込み・・

何かしらの冒険をしているうちに

いつのまにか学校へ行けるようになる・・的な

物語だなぁ〜と思って読み始めましたが・・

 

いやいや・・

 

どうしてこうなったか・・は

最後の最後のエピローグまで

わかりませんでした・・。

 

不登校になった子供の焦りや

苛立ち不安・・

親の心の葛藤と

子供を思う気持ちなど・・

お互いがお互いの気持ちを

本当に理解できるのは

難しいものなのだと感じます。

 

知らないうちに自分が

いじめる側に立っていないか・・

 

親や周りはどう対処すべきなのか・・

こうすべきだという解決方法は無いのだとおもいますが

どうしたらこれから生きて行けるか・・

生活していけるかを・・

第一に考えることで

打開策が見つかるのかもと思いました。

 

 

 

 

評価:
辻村 深月
ポプラ社
¥ 1,944
(2017-05-11)


親になる・・・

親子の関係について
もう一度考えさせられる作品でした。

親なんだから・・と言われるけれど
親だって一生かかって親の資格を
勉強しているのだと思うのです。

子供よりは生きている時間が長いので
自分の生きてきた苦しみや失敗を
子供に味あわせたくなくて
あれこれ言葉にだして言ってしまったりするのだと思います。

子供からすれば・・うるさい

という事になるし・・難しいと思います。
子供も親も 精一杯生きているのです。

余裕がない分すれ違いも起きてくるのだと思います
良い親ではないけれど・・
最後に頼ってもらえる親でいたいと思います
評価:
辻村 深月
文藝春秋
¥ 1,620
(2015-06-15)


家族だからこそ・・

7つの家族の物語が収められています。

お互いにライバルだと思っているので
うまくいかない姉妹や
息子と父親、娘と母親の確執・・など
近くにいるからこそうまく行かない関係も
家族という甘えが出てしまってそうなってしまうのでしょうか・・

家族は、近くにいるからこそ
些細なことも、もっと会話して
家族にもっとお互いの気持ちを伝えるべきなのかもしれません。

わかりあえてるようで、案外お互いの気持ちにズレが生じて
うまくいかない事も出てくるのでしょう・・。

何処の家族もこんなことがあるんだなぁ〜と
思うと家族って本当に難しいと思います。


 
評価:
辻村 深月
講談社
¥ 1,620
(2014-10-21)


迷いの先に・・・

しあわせのこみち
チハラトーコの物語
樹氷の街

この3つの物語が収められています
どの物語も、こんなはずじゃなかったと
自分の考え方や生き方を周りに理解してもらえず
違和感を持ちつつ生きている主人公を描いています。

私も、そう感じながら生きている時があるので
もがきながらも主人公たちが、悩んだ先に
自分の目指すべき光待つ場所を見つけられたときは
すごくうれしく感じました。

悩んでも問題解決の糸口を見つけられずに
いることも、ちょっとしたきっかけで
進むべき道を見つけられるのかもしれません。


心が軽くなる本でした。
評価:
辻村 深月
講談社
¥ 1,620
(2010-06-24)


自分のいる場所・・・

瀬戸内に浮かぶ冴島(さえじま)に住む
朱里(あかり)新(あらた)
衣花(きぬか)源樹(げんき)は
ともに保育園から一緒だった同級生で
高校2年生です。

冴島は、過疎化が進んでいましたが
村長のIターン、Uターン受け入れの
積極的な取り組みもあって・・
徐々に人口が増えつつあった。

この物語は、冴島に住む4人の高校生と
その家族、Iターンで町にやってきた住民との
温かい日常の物語です。

隠し事は何ひとつ出来ないくらい
狭い島での生活で、いろんな衝突もありますが
島のために何が出来るかを考え、
仲間のために力をつくせる若い人たちがいる事は
凄いと思います。
自分がやりたいことは、どこにいるからではなく
自分がどうできるかという気持ちの持ちようなのだと
感じました。
評価:
辻村 深月
講談社
¥ 1,620
(2013-06-05)


感動はここから・・・

”ハケンアニメ”は・・覇権アニメと書きます。

つまり覇者の権利を得たアニメということなのでしょう・・
この物語は、アニメ制作現場が舞台です。
一つのアニメを作るのはやはり凄い大変なのだと
感じました・・。

制作現場での行き違いや意見の対立
予算や予定・・・
そのいくつもある困難を乗り越えて
みんなが感動するおもしろいアニメが
出来上がってくるのだと思いました。

アニメが好き・・

という一言だけでは片づけられない
忍耐と愛情が詰まっているのだと感じました。

とても面白い本でした。
評価:
辻村 深月
マガジンハウス
¥ 1,728
(2014-08-22)


自分は自分・・

高校を卒業して10年・・。
毎年開かれる同級会に
出席するメンバーは 決まっていた。

地元に残った者・・
東京に出た者・・

10年もたてば生きる環境も
いろいろな変化があり・・
30歳を前に これでいいのだろうかと
焦りや鬱々とした気持ちが湧いてくるもの

高校時代女王として君臨してきた響子と
同じ名前の今日子・・。

みんなが夢に届かない中・・

今日子は「キョウコ」という名で
女優としてスクリーンに登場した・・。

同級会というのは・・
ある意味自分の生活を誇示している人が
いたりするので あまり好きではない・・。
その日だけで生きているわけではないと思うから・・。

懐かしいとは思うけれど
駆け引きなる物が存在しているようで
どうも落ち着かない・・。

そんな30歳をマジかにした
心がすごくうまく描かれていると思った

人は人・・と割り切れて生きるのには
まだまだ年月が必要という事なのだろうか・・。
評価:
辻村 深月
文藝春秋
¥ 1,543
(2008-12)


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