未練・・・

会社が倒産して

妻と娘に逃げられて

タクシー運転手となった

磐田速人は・・・

いろいろあって・・

この世とあの世も狭間を漂う

入日村という不思議な村に迷い込んだ。

 

そして・・

 

そこであった彩葉という少女とともに

未練を残して死んだので

成仏できずにいる魂を救うという

仕事を始めることになった・・。

 

そして今回も・・・

 

いろんな迷える魂を

前回のある出来事により実体が無くなり

大型クラシックカーデューセンバーグと

魂が一体となった速人は

彩葉と鴉のやったんとともに

迷える魂を救いに向かう・・。

・・・・・・・・・・・・・・

未練を残さないで亡くなる人って

いるのかなぁ〜と思う。

これでもう死んでもいいや・・と

きれいさっぱり死ねる人っていないんじゃないかと思うのです。

ほんとに こんなあの世の世界があったら・・

と思うと不思議な気持ちになります・・。

仁木英之さんの本の世界は・・

どの本にも暖かいぬくもりがあるように思います。

結末に ほっとする暖かさが残るんです。

今回は、速人の奥さんと娘さんのその後も

描かれていました・・。

速人はこれから どうなって行くのでしょうか・・。

 

早く読みたいです・・。

 

 

評価:
仁木 英之
KADOKAWA
¥ 1,404
(2017-07-28)


出会い・・

大倉 多聞(おおくら たもん)は

今日も営業成績が伸び悩み・・

上司による圧迫面接に臨んでいた・・。

 

毎月の圧迫面接に精神的に追い詰められ

ついに・・

「俺は この会社に必要のない人材です」と

口走り会社を辞めてしまった・・。

 

そして・・

 

実家に戻って来た多聞が

ボォ~っと夜の窓の外を見ていると

塀の上を歩く忍者が近づいてきて

「会いたかったわ」と多聞に触れたのだ・・。

あまりの驚きに気を失った多聞は

目覚めてから・・

精神的に支障をきたして幻覚を見たのだと思い

近くのかかりつけの心療内科に向かった・・。

 

しかし・・・

 

心療内科の老医師に軽くいなされ

納得のいかないままに帰宅した多聞は

さらに驚く実家の秘密を知ることになる・・。

 

仁木英之さんの本は・・・

スピード感と予想外のストリー展開があって

ついつい引き込まれてしまう面白さがあると思います。

 

大好きだった「くるすの残光」シリーズが

完結したばかりだったので

さびしく思っていたのですが・・

心配することなく、次々と面白い作品を

出されるので うれしく思っています。

 

本の中の非日常の世界・・と

マッキーのライブの時の夢の世界と

現実ではない時間を過ごすことが出来るから

日々の淡々とした日常も

楽しく暮らして行けるのではないかと思います。

 

自分のことを ありのままに受け入れられる

ようになったのも・・

本を読むようになってから・・

前向きに考えられるようになったのは・・

マッキーのファンになってから・・

 

マッキーがあの時・・・

 

あの髪型をしていなければ・・

今の私は 存在していなかったと思います・・。

 

評価:
仁木 英之
KADOKAWA
¥ 1,404
(2017-02-25)


憎しみでは・・・

仁木英之さんとの出会いは

この「くるすの残光」からでした・・。

 

そして・・このシリーズは幕を閉じます。

 

天草四朗から力を分け与えられ

戦火の島原から逃げ延び

幕府によって惨殺された四朗の

復活を信じ・・

でうすの世にしようと

闘い続けた寅太郎たち聖騎士・・

 

しかし・・・

 

幕府の切支丹弾圧の

包囲網は日々日に強まり

ついに決戦の時を迎える・・

 

次々と尽きていく仲間の命・・

 

そして最期は・・・

 

このシリーズが大好きだったので

終わりのなるのはとても悲しいです。

でも、この戦いが終わる事で

寅太郎たちに安らぎが訪れるのであれば

良しと言うべきなのかもしれません・・。

 

人を憎まずに生きていく事は難しいけれど

憎しみは、さらに憎しみを呼び込んでしまうだけなのだと思う。

 

いい人にはなれないだろうけれど・・

出来るだけ人を憎む心を持たないように生きて行こうと思います。

 

「くるすの残光」

 

もう一度、最初から続けて読んでみようと思っています。

 

 

 

 

 

 


歴史は・・・

仁木英之さんの”くるすの残光”シリーズの
第四弾”天の庭”・・・。

とても大好きなシリーズです。

前回は仙台の伊達藩の庭を作るために
庄吉ともども仙台に向かった寅太郎でしたが
今回は、その仙台での仕事が認められて
広島藩の江戸屋敷の庭を作ってほしいと依頼が来ました。

広島藩のお城の庭と同じように作ってほしいという依頼の元
お城の庭を見たことがない寅太郎は安芸に招待され
庭を見ることになり安芸へ向かいます。

最大の敵天海との死闘、仲間の死、寅太郎に味方する者と
それぞれの思いが重なり、物語は終盤へと向かっているようです。

切支丹たちの最後は 歴史的に悲惨な物なので
けして寅太郎たちの最後も楽観はできません・・。
それでも、せめて悔いのない最期を迎えさせてあげたいと思います
評価:
仁木英之
祥伝社
¥ 1,728
(2015-02-07)


第二の人生・・

人生80年と考えて・・
退職してからの20年って長いなぁ〜と思います。
収入の問題やら 健康の問題やら・・
考えればどちらかと言えば暗くなりがちなのですが
もし、退職後も有意義に楽しく暮らせたら
それは、理想なのだろうなぁ〜と思います。

この本の福沢登は 身長160cm 小太り。
頭髪も40半ばあたりから薄くなり始め
この3月で 長年勤めた警察官を退官することになっていた。
退職の後は 唯一の趣味である考古学を
もう一度勉強したいと市が協賛する考古学の発掘説明会にも
参加の申し込みをしていた。
そして長野県警千曲署副署長としての勤務最後の日
春の気配漂っていた時期の突然の気候の変化に
交通網が荒れ事故多発の事態が生じ、
「最後の日くらいゆっくりしていてくださいよ」という
同僚の言葉をしりめに福沢は 事故現場へと向かって行った。

到着して 事故の為感情的になっている当事者を
瞬時に黙らせて落ち着かせている老人と出会った
その老人こそ、福沢の今後の人生に大きくかかわってくる
「つちくれさん」こと考古学博士 瀬山 紀芳(せやま のりよし)であった。

そしてその夜もう一つ・・・

近くの遺跡発掘現場から身元不明の遺体が発見された。

この物語は、仁木さんの新たなシリーズとなるのでしょうか?
おもしろかったので、出来ればそうなってほしいと思います。
考古学は 私も大好きな分野なので
そちらの方も 楽しめるような気がしています。

本当に仁木さんの本はおもしろいと思います
次回作にも 期待しています。

 
評価:
仁木英之
朝日新聞出版
¥ 1,620
(2014-11-07)


久しぶり〜

仁木英之さんの本で・・
”黄泉坂案内人”の続編です・・。

明治22年の紀伊半島の
未曾有の大水害に巻き込まれ
あとかたもなく姿を消した
山奥深い所のある入日村は
現世からは姿を消したのだが
その村の住人は 完全に死ぬ事はなく
うつし世とあの世との間に
いる事を定められた。
普通にお腹もすくし夜になれば
眠くもなるのだが、歳をとる事もなく
死ぬこともない・・。

村の住人である今西 彩葉は
死んでしまって現世から村に通じる
黄泉坂で、現世への心残りから
死の坂を越えられない魂の手助けをして
100年以上の時を過ごしてきた。

前作で 村の前村長である大国から
騙されて生きたまま入日村に連れてこられ
現世に帰れないまま姿が消滅し
名車デューセンバーグに取り込まれた
磐田速人も彩葉に手伝って
魂をあの世に送り出す仕事をしていた。

そんな時・・・

村に新しい村長がやってくるという
そして現世からは 大震災で津波にのまれて
亡くなった多くの魂が黄泉坂に
押し寄せてくるという。
・・・・・・・・・・・
ずいぶん久しぶりの続編だったので
前作を思い出すのにちょっと時間が掛かってしまいました。
仁木さんの本は 奇想天外で ほろっとするところもあり
本当に面白いと思います。
この本の さらに続編が出来るのを待っています
評価:
仁木 英之
KADOKAWA/角川書店
¥ 1,404
(2014-09-30)


まだまだ続く・・・

仁木英之さんの”僕僕先生シリーズ”
の新刊です。

仙人の僕僕と弟子の王弁
元胡蝶の殺し屋の劉欣
薄妃、天馬の吉良と
どんなものにでも姿を変えられる
普段は狸のような第狸奴と
いつものメンバーですが
今回、人間戻りつつある薄妃が
途中の村に残ることになり
一行を離れます。
寂しく思う王弁でしたが、いつの間にか
王の跡目争いに巻き込まれてしまいます。

仙人に近づくための”仙骨”を探しての旅は
まだまだ続きそうですが・・
王弁のおっとりした性格が羨ましく思います
きっと誰とでも仲良くやって行けるのだろうと思います

はたして”仙骨”が見つかったらどうなるのか・・

これからの展開を楽しみにしています
評価:
仁木 英之
新潮社
¥ 1,620
(2014-08-22)


出会い

 僕僕先生シリーズの始まりの作品

この出会いから始まりました・・・。

王弁は 父親が仕事を退いてから
建て直した屋敷で仕事もせずに
毎日、ボオッ〜として暮らしていた

光州無隷県の県令だった父親が
老後を十分に裕福に暮らせる為の
金品を貯めこんで 引退したので

王弁が ぐうたらにしていても
困らない家庭なのでした。

そんなある日・・・

王弁の父親が不老長寿への
足がかりを得るため
近くの黄土山に住み始めたという
仙人に貢ぎ物を渡しに
王弁を向かわせた・・。

その仙人が ”僕僕”だったのだ

これから続いていく僕僕と王弁の物語
いろんな仲間が加わり 惹かれあう二人なのに
いつも微妙にすれ違ったり・・。

ぐうたらな王弁が
少しずつ変わっていく様子や
僕僕の本心など 

こんな風に始まっていったんだなぁと
ほのぼのしてしまいました。

これからどう変化していくのか
楽しみです・・・。



評価:
仁木 英之
新潮社
¥ 578
(2009-03-28)


想う心・・・

 今回は・・・

僕僕たちの旅の仲間に
”薄妃(はくひ)”が加わることになった
理由のわかる物語・・・

薄い皮一枚の娘 薄妃
恋しい恋人に逢いたいために
墓場の若い娘の骨格を
盗んで人間の姿を保っていた

でも・・・

恋しい恋人は 薄妃に逢うたびに
生気を吸われ 命も危ない状態に・・

薄妃は・・・

僕僕に説得され
泣く泣く恋人の元を離れ
僕僕たちと旅をすることになったらしい・・

なぜ・・そんな姿になったのか
薄妃事態もわからないらしい・・

きっと美しい人らしいから
何か遠い昔に 悲しい出来事があって
今のような姿になったのだろうと思います

どの様な姿であっても
取りあえず見える姿があることは
羨ましいことなのかも・・・

この世に想いを残しながら
亡くなっても 姿形は残せないのが
普通だから・・・

生きているうちに
精一杯生きて・・・
辛いことも 楽しことも
人生悔いを残さないように
生きていきたいと思いました。


仲間が・・・・

 長安にある御史台(ぎょしだい)は
官僚の不正や動乱の芽を
監視するための役所・・。

台院(だいいん)殿院(でんいん)察院(さついん)

と3つの部署からなり、その中の
察院は 地方の動静を探る役割で
察院の中でも もっとも汚れた仕事を
引き受けるのが”胡蝶房”と呼ばれる一団だった

今回・・・僕僕たちの仲間に新しく加わったのは

その胡蝶の暗殺者であり ”僕僕たちを殺せ!!”
と命令された劉欣だった・・・。

劉欣がなぜ仲間に加わったのか
シリーズを順番どうりに読んでいない私は
理解していませんでした。
この本を読んで・・・”なるほど!!”と
理解できました。

僕僕を殺さなければ
裏切り物の烙印を押され
組織から追手がかかり
殺される運命と知りながら
なかなか殺せない劉欣・・・

きっと僕僕は 劉欣をも
救ってしまうのでしょうか・・

まだまだ続く僕僕たちの旅
心に何かしらわだかまりを持った
者たちが救われることを願っています。

みんな幸せになってほしいです


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