我儘・・・

原田マハさんの本は、美術の分野に
専門的な内容の文章が多いので
その分野に疎い私は、
理解できない部分が多いと思った。

物語としてはおもしろいと思うけれど
あまりにも私の生活とは
かけ離れた部分が多く
我儘としか受け取れなかった。

世の中には・・・

こういう世界も存在するのだろうと
思うけれど・・

いつの時代でも世の中、
人それぞれで、100円も高いと思う人
100万円でも安いと感じる人・・
それぞれが同じ時代に同じ時間に
存在する・・。
どんな運命でそう選別されていくのか・・

何がしあわせなのかは・・
それも、それぞれ違っているのだろうけれど
生きることに悔いだけは残らないように
生きていきたいと思う。

今日一日を精一杯行きたいと思う。


 
評価:
原田 マハ
PHP研究所
¥ 1,836
(2015-02-25)


大切な人・・・

上の娘が 会社の長期休暇制度を利用して
帰ってきました。
1月末という事で、雪深い峠道を
通るため心配していましたが
幸いにも天候に恵まれ
ゆっくり過ごしています。

年に2回ほどしか帰ってこれないので
寂しいのですが 仕事なので
しょうがないと諦めています。

今回読んだ ”あなたは誰かの大切な人”という
原田マハさんの本は・・・
ひとりでは ないんだよ・・と
支えられているような温かい本でした。

一緒にいられなくとも
娘たちの幸せを 祈っていようと
こころに誓いました。

 

魅力・・・

早川織絵は 中国地方はもとより
日本屈指の西洋美術コレクションを
所蔵することで知られる・・
大原美術館で監視員(セキュリティスタッフ)
として働いている。

43歳・・・シングルマザー

17年前、早川織絵は ”オリエ ハヤカワ”として
アンリ・ルソーの研究家として
有名で名前が知られていた。

そんな織絵が 美術館の監視員として
働くようになったわけは・・・

17年前、あるパリの絵画のコレクターから
ニューヨークの美術館に勤務する学芸員の
ティム・ブラウンとともに絵画の真意を
見極める勝負をしてほしいと依頼された
ことにさかのぼる。

2人に与えられたタイムリミットは、7日間・・・

勝者には、その絵画を所有する権利が
与えられるという。
アンリ・ルソーを愛してやまない2人が
出した結論とは・・・

絵画の世界は まったくわからないけれど
原田マハさんの本は、先を急いて読みたくなる本が
多いと思います。
絵画を愛してやまない人々は
熱にうなされたように夢中になってしまうのでしょうか

書道も絵画も 価値のわからない
私には なんとも評価に困る物なのですけれども・・

生きるちから・・

麻生 人生(あそう じんせい)は
幼い頃父親が事業に失敗したため
両親が離婚して 母と二人で暮らしていた。

中学生の頃からいじめに合い
高校生になるといじめはさらに
エスカーレートして行き激しさを増していった。
母親の励ましでなんとか通っていたが
ある日を境に学校に行けなくなり
引きこもるようになっていた。

24歳になった今でも
部屋に閉じこもり・・母親が
置いてくれる食料を食べながら
ひたすらインターネットだけしている
日々を送っていた。

そんなある日・・・

朝早くから夜遅くまで
家計を支えるために働きどうしだった
母親が失踪した・・・。
”もう疲れたから あなたは
貴方の好きなように生きなさい・・。”
という
買い置きを残して・・。

途方に暮れる人生だったが
母親が唯一置いて行ってくれた年賀状の中に
昔良く行っていた父方の祖母の年賀状を見つける
両親が離婚してから 行かなくなった実家だったが
大好きだったマーサおばあちゃん逢いたいと
突然思った人生は 年賀状を頼りに
祖母の家を 目指すのだった・・。

人生なにがきっかけで・・
上手く回り始めるかわからないと思う
うまくいかないときは そればかり考えず
いったん一息ついて周りを見回す事も
大事なんだと思います・・。

自然て・・・すごいな

と思える作品でした。
評価:
原田マハ
徳間書店
¥ 1,728
(2012-09-13)


親も・・・

梶ヶ谷和音(かじがや わおん)は
幼い頃 カナリアを飼っていた。

母親の名前の「時依(ときえ)」と
自分も名前の「和音」からとって

トワ・・と名付けた

有名なチェロ奏者だった母親は
和音にチェロを教えてくれた
いつもあたたかな優しい手で
和音の事を包み 励ましてくれて・・
和音は 母親が大好きだった・・。

世界的に有名な指揮者である
父親は演奏旅行であまり家に
いなかったし やたら才能があって
やたら自信に満ち溢れた人だったので
嫌いだったし近くて一番遠い人と
思っていた。

そんなある日・・

大好きだった母は・・
父と離婚して和音を置いて
遠く離れて行ってしまった
・・・・・・・・・・・・・

大好きな母親に置いて行かれた事
にショックを受け学校を休んだり
父親は自分の事は嫌いだから
家にあまりいないんだろうと
思いながらも 何不自由のない
生活で高校生になった和音は
相変わらず父親と距離を置いて
暮らしていたが・・
あるきっかけで 両親の各々の
ほんとうの気持ちを知ることになる・・。

親と子・・相手に対する思いは
すれ違う事の方が多い気がします。
親も 未熟な生き物なのです
だからこそ・・喧嘩しても
一歩踏み込む努力も
必要な時があるのだと思いました。




 
評価:
原田 マハ
河出書房新社
¥ 1,620
(2011-11-18)


待っててくれる人

及川紫紋(おいかわ しもん)は
生まれ故郷の東北の町から
調理師の専門学校に入るため
東京に出てきた・・。

小料理屋のバイトをしながら
専門学校に通い・・・
学校から斡旋される中途半端な
料理屋へ就職することが嫌で
片っ端から名だたる料亭の門をたたいた。
そしていっぱいいたライバルを押しのけて
技術とセンスと意欲で 老舗料理屋の
「吟遊」の見習いとして働くことになった。

5年たっても相変わらず
見習いの立場だったが
「吟遊」出身の板場という事で
箔がつくし、格が保証されるという事
母子家庭で苦労した母を
この料亭に招待するのを
目標に頑張ってきた。

しかし・・・ある時

後輩が東京都福祉保健局に
「吟遊」の料理の使いまわしや
賞味期限切れの食材の使用などの
悪行を告発するメールを送ったのだ。

そして・・・

後輩は紫紋に遺書を残し 自殺してしまった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
後輩を助けられなかった責任を感じた紫紋が
自分も死のうと思って乗ったバスで
偶然にも行き着いたのが・・
崖っぷちに建つ廃屋の小屋と思った”まぐだら屋”だった。
そして そこで料理を作っているのが ”マリア”だった。

そこは・・”尽果(つきはて)”というバス停があって
なぜか、人生に疲れた人が 幾度となく辿りつく場所だった

不思議な雰囲気をもつマリア
漁師でお店に魚を卸してくれる克夫
「女将」と呼ばれる病気の老女

そこでは・・・

みんなそれぞれに 傷ついた過去を持ち
過ちを懺悔しながら毎日を送っていた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
この本を読みながら思った事は
人の心を癒せる料理を作れる人は凄いなぁ〜という事
紫紋は 母親を喜ばせたいために
料理を作りたいと思い調理師を目指したが
その料理によって・・・
死を覚悟する事態に立たされる
死を決意して立ち寄った先で
また料理によって生きる道を示される。

人の胃袋を喜ばせることが
こんなにも人生を変えていくのだと思った
果たして私は、毎日家族を幸せな気持ちに
出来ているのでしょうか
もっとちゃんとしなくっちゃと
反省してしまいました。
評価:
原田 マハ
幻冬舎
¥ 1,512
(2011-07-26)


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