人を裁く・・

埼玉県 熊谷で殺人事件が起きたという

一報が入り、渡瀬は部下の古手川と一緒に

事件現場へ向かった・・。

 

被害者は 戸野原貴美子 65歳

 

刃物で殺害され・・

一人暮らしであったがために

発見が遅れたようであった・・。

 

死体は不自然な姿勢で

右手を伸ばし・・

右手の先が伸びた壁には・・

 

「ネメシス」という血文字が残されていた・・

 

”ネメシス”・・ギリシャ神話に登場する復讐の女神とされ

犯人が復讐を誇示するために被害者の

指を使って書いたもののようであった・・。

 

被害者は・・犯罪者の母親だったのだ

 

・・・・・・・・・・・

 

突然、身内が殺人の被害者になり

犯人が死刑になることなく

無期懲役やたった18年の刑でしか

罰せられないとなった時・・

殺された被害者の家族は

絶対犯人を殺したいと思うほど

憎むだろうと思います。

出所したところを殺したいと思うと思います。

 

この「ネメシス」と名乗る犯人は

それこそ意外な人物でしたが・・

さらに、大どんでん返しというか

本当の意味での犯行動機を知った時は

衝撃的でした・・。

日本の裁判制度に疑問を投げかける

そんな内容だと思います・・。

 

日本の法は 被害者救済になっていないのかも・・

 

裁判官や弁護士 警察 検察官・・

TVドラマでよく見る・・

出世や自己利益にために

動くような人からは、

なってほしくない職業です。

 

人が人を裁く・・・

 

心の中までは 見れないから

難しい事なのだと思います。

 

評価:
価格: ¥ 1,836
ショップ: 楽天ブックス


はずれなし・・

この本は、中山七里さんの

御子柴礼司(みこしば れいじ)シリーズ第一作目の

「贖罪の奏鳴曲-ソナタ-」の続編です・・

 

少年時代に少女を殺し

遺体をバラバラにして

遺体を町の目立つところに晒し

<死体配達人>の称号で世間を騒がせ

逮捕され医療少年院に収監され

刑に服したのち・・

名前を変えて弁護士になったという

異色の経歴をもつ男

御子柴礼司・・・。

 

高額の報酬でしか動かない弁護士

その手腕は鋭く 負けなしの凄腕弁護士

 

だがなぜか・・・

今回は、無職の旦那の横暴に耐えかねた

主婦が思い余って旦那を刺殺した・・という

到底金にならないような事案の弁護人を

無理やり担当弁護士から引き継いだ・・。

 

主婦の自供もあり有罪判決が

ほぼ決まっているような事案であるのに

なぜ、御子柴は 弁護人を交代させてまで

引き受けたいのか・・・。

 

誰もが疑問を持つなか・・

 

裁判は 始まった・・・。

 

中山 七里さんは 凄いハイペースで

本を書かれるので・・・

(これは あくまでも私の感じ方です)

これは、ちょっと…と思う内容の本もあるのですが

この御子柴礼司シリーズは・・

はずれなしにおもしろいと思います。

人物の設定自体ありえない話ではあるのですが

展開の意外さについ読み続けてしまうという

中山七里さんの本のおもしろさ

実感してしまうシリーズだと思うのです。

第四弾も出るようなので・・

さらに楽しみなシリーズとなりました。

 

ちなみに・・このシリーズの第三弾は

「恩讐の鎮魂歌-レクイエム-」です。

 

 

 


これぞ・・

ここ何冊か、私的にちょっとなぁ〜と
思う作品が続いていたので・・
今回のはどうかなぁ〜と思って読み始めました。

いい・・・

久しぶりに、中山七里さんらしい
最後までわくわくする内容の本でした・・。

カネには汚いが 弁護能力はとびきり優秀

と噂される弁護士 御子柴 礼司(みこしばれいじ) 
かつて、少年時代に幼女を殺害し
死体を切断・・そのパーツを幼稚園や
神社に放置したことから・・
逮捕された時「死体配達人」と名付けられ
医療少年院へと送られた・・。

そこで・・

自分の犯した罪の大きさに気が付き
房内で独学し見事に司法試験に
合格したという経歴を持つ男である・・。

しかし・・

その過去が、とある裁判の際暴露されて
御子柴は 現在仕事を干されていた。

そんな時・・

かつて少年院で担当だった教官が
人を殺して捕まったというニュースが
報じられた。

その担当教官に贖罪の意味を教えられ
自分の人生に光を見いだせた御子柴は
真実を見つけるために弁護人になるべく
動き出した・・。

本当に久しぶりのドキドキ感でした。
やっぱりこうでなくちゃ・・と思いました。

そして被害者には納得いかない
今の司法制度と報道のありかに
考えさせられました。
評価:
中山 七里
講談社
¥ 1,728
(2016-03-16)


無事でよかった・・

うちの下の娘も接種した
子宮頸がん予防接種での
副作用被害に関連した物語でした・・。

ワクチンの接種後に起きた
記憶障害や歩行困難などの症状・・
しかし、接種を義務づけた国は
ワクチンの接種が原因ではないと
対応を先延ばしにした・・。

そんな時・・

ワクチン接種後に
記憶障害の症状がでた女の子が
母親がちょっと目を離した隙に
行方不明になった。
必死で探す母親が見つけたのは
娘の持ち物と一緒に置かれた
ハーメルンの笛吹き男のカードだった・・。
誰が何の目的で誘拐したのか・・
狡猾に正体を見せない犯人は・・
被害者を誘拐しながらも・・
ワクチン接種がなぜ行われたのか・・
誰が利益を得たのか・・
次第にあぶり出し制裁を加えていく・・。

この本を読んで・・

ワクチン接種でこんなにも
副作用が出ていたのかと驚いた・・。
当時は任意という感じだったけれど・・
当然接種しなくてはいけない・・という
流れだったように思います。

なにも起きなくて良かったと
あらためて感じました。

最近の中山七里さんの本は

私が思うにですが・・
なんか・・ちょっと面白くないなぁ〜と
感じる本が多かったのですが・・
この本は、久しぶりにドキドキして
読み終えました・・。
世の中で起きている問題を
こういう形で認識させてくれるのも
作家さんの力なのだろうなぁ〜と思います。

世の中・・理不尽な事が多すぎます

ペンで戦えるって本当に凄いなぁ〜と思います。


 
評価:
中山 七里
KADOKAWA/角川書店
¥ 1,728
(2016-01-29)


いつから・・・

蒲生美智留という美貌の持ち主の女性・・。

自分に邪魔な人、利用できる人間を
言葉巧みに利用し、自分の手を汚さずに
排除していく・・・。

法廷さえ、彼女を裁けなかった。

久しぶりの中山七里さんらしい本でした。

計算高い女性という言葉だけでは
くくれない怖さがありました。


 
評価:
中山 七里
実業之日本社
¥ 1,728
(2015-01-31)


期待した分・・・

中山七里さんの本は
最後までドキドキで
読み終わるまで結末が読めないので
とても面白いものが多いのですが

ちょっと今回のは残念・・・

最初の部分はどうなるのか
ハラハラで読み進みましたが
進むに、なぜこういう設定なの・・と
ちょっとがっかりでした。

私だけがそう思うのかもしれません。
でも、中山さんらしくない感じでした。
評価:
中山 七里
新潮社
¥ 1,728
(2014-12-22)


守れるのか・・・

平成23年3月11日 午後2時46分

宮城県牡鹿半島東南東沖130km
深さ24kmの地点を震源とする
マグニチュード9.0の地震が
東日本一帯を直撃し・・・
地震によって起きた大津波で
沿岸の町は 壊滅した。

そんな中・・

福島県石川郡平田村で
殺人事件が起きたと
福島県石川警察署刑事課に
連絡が入った・・。

被害者は30歳男性・・
被疑者は すでに近くの
交番の巡査に確保されているという

混沌とする事態の中
何とか駆けつけた仁科だったが
犯人をパトカーに乗せ護送中に
余震があり、おさまるのを待つ間
被疑者を取り逃がしてしまう。

犯人を追う仁科に知らされたのは
犯人が放射能の濃度が高くなりつつある
福島第一原発の方へ向かっているらしいという
驚くべき知らせだった。
なぜ、わざわざ危険な場所を目指しているのか・・

じつは、地震の混乱に乗じて、
誰も気づかないうちにある陰謀が実行されたのだ・・。

福島は、日本はどうなってしまうのか・・・

大地震の混乱の中、もしこんなことが起こっていたら
政府は、東電はどう対応していたのだろうか・・

あまりにも、当時の政府と東電の対応が
情けないものだったから・・・
喝を入れたかったのではないかと思います。

どんなトラブルにも迅速に的確に対応できる
日本の政治であってほしいと思います。



 
評価:
中山 七里
集英社
¥ 1,728
(2014-09-05)


心配で・・・

警察官の葛城公彦は、とある事件で
高遠寺円(こうえんじ まどか)という
大学の法学部に通う女子大生と
知り合いになった・・。

円の両親は 円が14歳の時
酒に酔った男の運転する車に
惹かれて死んだのだった。

・・・・・・・・・・・・

事件を解決していくヒントを
円から貰って解決していくうちに
円と恋人になってしまった葛城
なんかドラマでは こういう出会いが
よくあるけれど・・・
現実には 絶対にないと思うのです。
一緒に暮らしている祖母の静にも
こんな秘密があったとは
驚きだし、中山七里さんは
本当にいつも最期に大どんでん返しが
あるんですよね〜。

とっても 優しい本でした。
 

誰の心にもある・・

 中山七里さんの”七色の毒”

主人公は 刑事犬飼隼人(いぬかいはやと)
妻とは 犬飼の浮気が原因で離婚
一人娘の沙耶香は 入院中である・・。

警視庁のある意味有名人なのだそうです。
「俳優のように男前なので いくらでも
 
  女を騙せそうなのに逆に騙されてばかりいる」

・・・無駄に男前の犬飼・・・・


「切り裂きジャックの告白」に続く
犬飼隼人のこの物語・・・男の嘘は 
絶対に見破れるという刑事が
事件の裏に隠された人間の毒を
暴き出していきます。


何気ない事件のニュース
過失致死傷だと思われた事件は

巧みに仕組まれた殺人事件だった

人の憎しみは ここまで
心を毒で汚してしまうのだろうか

正しく生きることが難しい時代
人の持つ毒で心が汚れてしまう日常

何が正義かは 判断できないけれど
せめて毒が全身に回る前に
浄化できるような何かを持って
生きたいと思う。
評価:
中山 七里
角川書店
¥ 1,470
(2013-07-31)


大・どん・でん・返し

 中山七里さんの本は・・・
本当に犯人が 最後の最後まで

わかりません・・・

大・どん・でん・返し・・・
犯人だと思って読んでいたのに
へぇ〜・・この人だったの〜と
びっくり・・・目がテン状態でした。

弁護士の御子柴 礼司(みこしば れいじ)は
14歳の頃 人を殺してみたかったと
幼い5歳の女の子を殺した
その死体をバラバラにし
郵便ポストの上や
神社の賽銭箱の上に置いた・・。
14歳の少年による猟奇殺人・・。

そして・・・

逮捕され少年院送りとなった少年は
5年という少年院での生活の後

御子柴 礼司

と名前を変え 弁護士資格を
取得したのだ・・。

殺人犯が 弁護士資格を
取得すること自体・・
本当にあり得る事なのだろうかと
疑問に思ったりもするけれど
もし、あったら怖すぎると思った。

この物語は・・・

いろんな意味で怖いと思った。
評価:
中山 七里
講談社
¥ 1,680
(2011-12-22)


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