もっと早く・・

宮部みゆきさんの

三島屋変調百物語シリーズの

四作目でした。

 

このシリーズは大好きなので

心待ちにしていました。

 

主人公のおちかは・・

 

旅館を営む両親が

父親を亡くして行き場のない

孤児を引取り、

おちかと兄弟のようにして

育てていたのだが・・

大人になり、いつしか

おちかに密かに恋心を抱くようになり・・

でも、おちかに嫁入りの話がきて

その相手がふたりの幼なじみだったことから

裏切られた気持ちから憎しみを抱くようになり

おちかの許嫁を殺してしまう。

 

兄弟同然だと思っていた相手から

許嫁を殺されてしまったことで

大きな悲しみを背負って

自分を責め続けているおちか・・。

 

その心が安らぐようにと

親戚である三島屋に預けられ

そこで、人が語る己の話を

聞く事で、おちかの心も

晴れる日が来るのではないか

ということで・・

「黒白の間」での変わり百物語が

始められたのだ・・。

 

そして・・・

 

今回も、自分に在った出来事を語る客に

耳を傾けるおちかであったが・・

 

相変わらずこのシリーズは

おもしろいと思います。

今回は、おちかの心にも

明るい日が差してきたようなので

なんとなく安心しました。

 

おちかは、人の話を聞くことで

心を強くし悲しみから立ち直れる

切っ掛けをもらっていますが

私は、本を読むことで

現実のイライラや辛さを

半減させているように思います。

 

誰かの生き方を疑似体験出来る事で

自分の生き方を見直せているように思います。

 

もっと早くから本を読んでいたら

良かったんだろうなぁ〜と思います。

 

その点は、反省です。

 

 

 

 

 

 

 

評価:
宮部 みゆき
日本経済新聞出版社
¥ 1,944
(2016-12-10)


良かったのかも・・

大好きな杉村三郎シリーズの第四弾・・。

 

子供向け書籍専門の出版社

「あおぞら書房」で編集者をしていた

杉村三郎は、ひょんなことから

菜穂子という女性と知り合い付き合う事に・・

 

しかしこの菜穂子は大手企業今多コンツェルンの

会長である今多 嘉親の娘だったのだ・・。

結婚の条件として同グループの広報室に

勤めることになった三郎だったが

なぜか次々と事件に巻き込まれていく・・。

 

無事に解決して安堵していた三郎だったが

妻の不倫により離婚することになってしまう・・。

 

この物語は、離婚してから

探偵になった三郎の現在までを描いています。

 

小泉孝太郎さん主演でドラマ化されましたが

まさにはまり役と私は思っています。

 

離婚した時は辛いなぁ〜と

思わず落胆してしまった私ですが

元々生活レベルなど生きている次元が

違い過ぎた二人だったので

あのまま生活を続けるより

三郎にとってはよかったのかも・・と

思ったりして・・。

 

人当たりが良く

敵を作らない三郎の性格は

どこに行っても、自然と

周りに人が集まってくるように思います。

 

これからの探偵としての

三郎の活躍が楽しみです。

 

 

評価:
宮部 みゆき
小学館
¥ 1,890
(2016-06-20)


最初の感動が・・・2

そして・・・もう一冊

宮部みゆきさんの本ですが
これも、もうひとつ感動まで
届きませんでした。

はずれのない作品の多い
宮部さんだと思うのですが・・
ここ2作品はちょっと・・・と
思う感じです・・・。

やはり・・

毎回ヒットとはいかないのでしょうか・・
そこ行くと・・
マッキーは、本当に凄いと思います。
だって・・出す曲出す曲
すべて、凄いと感動するんだもの・・

同じ曲になってないし
感動するもの・・・全部

継続して感動を届けるって
大変な事なんだと思います。
評価:
宮部 みゆき
KADOKAWA/角川書店
¥ 1,728
(2015-04-24)


知らない事は・・・

廃墟のビルに舞い降りた怪物ガラ・・

ガラは、無名の地に囚われている息子を助ける為・・・
孝太郎は、尊敬する社長を殺した人間を探すため・・・

ガラの能力により、孝太郎は
人が発する言葉の真の意味を読み取れるようになる。

でもそれは、辛い結果を招くことに・・

人を信じることが出来なくなった孝太郎を

人間として現実に呼び戻したのは・・

孝太郎を心から心配する人々の
温かい心からの言葉だった・・。

知らない事は、知らないままの方がいい事もある。

疑わず只々、信じて生きた方が幸せだと思う。




 
評価:
宮部 みゆき
毎日新聞社
¥ 1,728
(2015-01-15)


怪物の正体は・・・

前回の”荒神”に続き・・
この世には存在しない怪物の物語のようです。

ある日突然、空から舞い降りてきた
背中に大きな羽の生えた女性の怪物・・。

そして、次々と行方不明になるホームレス。
次々と起こる死体の一部が切り取られて発見される
殺人事件の被害者。

いったいなのが起こっているのか・・
怪物の正体は なんなのか・・・

疑問のみが残る上巻です・・。

下巻が楽しみです・・。
評価:
宮部 みゆき
毎日新聞社
¥ 1,728
(2015-01-15)


人を思う心・・

永津野藩と香山藩は 大平良山を挟んで
敵対してきた・・。

そんなある夜・・

香山藩の仁谷村で 異変が起きた・・。
なにか得体の知れないものが村を襲ったのだ・・。
村は全滅したようだったが・・
ひとり山に逃げた蓑吉は
瀕死のからだで 気を失っている所を
助けられた・・。

だが・・そこは

敵対している永津野藩の領内であった・・。

いったいあの得体のしれないものはなんだったのか・・
そしてその正体が明らかになった時・・
人々は絶望のどん底に叩き落された・・。

宮部みゆきさんの最新作・・。
宮部さんの時代物は本当に面白いと思う。
一気に読んでしまいました・・。

人の心にある憎しみがこんな形で
人に害を与えようとは考えもつかない事だろ思う
形は違えども 現代にだって起きるかもしれない・・。
だからなるべく、心穏やかに生きて行こうと思う
憎悪を貯めこまないように、小出しに吐き出して
綺麗な心のままでなるべくいようと思いました。
評価:
宮部みゆき
朝日新聞出版
¥ 1,944
(2014-08-20)


しあわせって・・.

あの小泉孝太郎さん主演で放映された
TVドラマ”名もなき毒””誰か”に次の第三弾

またまた、杉村さんは・・・

事件に巻き込まれます・・。
今回は、偶然乗り合わせたバスが
バスジャックにあってしまうのです。

バスジャックは、まもなく警察官の突入で
解決しますが・・・

バスジャックが切っ掛けで
思わぬ方向へ進んでいきます・・。

本当に・・・

しあわせってなんだろう・・と
考えさせられます
今置かれている自分の幸せを
人は、なぜこれで良しとしないのでしょうか

幸せすぎるから 自分の幸せを
しあわせと感じられないのでしょうか・・。

なんか・・・

こんな結末・・悲しすぎる
評価:
宮部 みゆき
集英社
¥ 1,890
(2013-12-20)


人を恨む

 宮部みゆきさん原作で
小泉孝太郎さん主演のドラマ

”名もなき毒”

が今夜最終回でした・・。
極端には描いているけれど
原田(げんだ)さんのような気持ちは
誰でも少なからず持っている気がする。

なぜ・・自分だけ
なぜ・・みんなは幸せなのに
なぜ・・・

答えはでない・・。
他人とばかり比べていると
自分のマイナス面ばかり
見つけてしまうから・・。

私は・・・

自分のどんなところが

幸せなのか・・を
なるべく考えるようにしている。
気持ちが マイナスに傾きかけた時

でも・・・

他の人よりは ここが幸せなのかもとか
むりくり探す努力をしている・・。

どんな些細な事でも
なるべくひとつでも見つけるようにしている。

なんで・・自分だけ

と思うよりは・・
ここが 幸せなのかもと
考えた方が ずっと幸せな気持ちになれるから・・。

人間は自分がどんなに幸せなのかを
自覚できていないんだと思う・・。
些細なことが 本当はとっても
幸せなんだということに鈍感なんだと思います

 
評価:
宮部 みゆき
幻冬舎
---
(2006-08)


世の中いろいろ・・・

 宮部みゆきさんの三島屋変調百物語
”あんじゅう” ”おそろし”に続く

第三弾”泣き童子(わらし)”

神田三島屋のおちかは
三島屋の主人伊兵衛の姪なのですが

祝言を目前に許嫁が
幼馴染の男に殺されて
殺した方も殺された方も
おちかが子供の頃から
仲良くしていた若者だったので
魂が壊れたようになってしまった
おちかを 環境を変えた方が良いと
いう事で 江戸の叔父夫婦に
預けられたのだった

そこでたまたま誰にも言えない悩みを
打ち明けることにより
心を軽くしたいと願う人々が
おちかが聞き手となって
話を聞く場が
三島屋に出来たのだ。
それは 話を聞くことで
おちかの心をも徐々に慰めることになった

人は悩んだとき・・
どうして自分だけがとか
辛い気持ちが先に立ち
前に進めなくなる物・・

人に聞いてもらえるだけで
心が軽くなり
たとえ解決の答えが見つからなくとも
軽くなった心は・・
知らないうちに 問題を
解決していくものなのではないでしょうか

私の場合は
こうして本を読んだり
文章を書くことで
悩みを乗り越えたことが
たくさんありました。

人に打ち明けることは
なかなか難しいけれど
けして自分ひとりだけじゃないと
いうことを忘れないでいたならば
きっとみんな自分を追い詰めることも
少なくなるのではないかと思います

さらさほうさら

 さらさほうさら

いろいろあって 大変だったなぁ・・と
いう意味なのだそうです・・。

主人公の”古橋笙之助(ふるはししょうのすけ)”は
富勘長屋で書物に関わる事を生業としていた

元々は武士の家に生まれたのだが
父の古橋宗左右衛門が賄賂(まいない)を
受け取った疑いで取り調べをうけ
自宅の庭先で 腹を切ったのだ。

古橋家は廃絶になり

いろいろあって笙之助は
江戸で暮らすことになったのだ

父の無念を晴らすため
いろいろ探索することにより
浮かび上がる信じられない事実・・。

さらさほうさら・・

本当にいろいろあった笙之助
でも・・いろいろあったからこその
幸せがきっとこれからの笙之助に
訪れてくれるのでしょう・・。

さらさほうさら

心にしみる言葉です
評価:
宮部 みゆき
PHP研究所
¥ 1,785
(2013-02-27)


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